派遣がダメな理由




か、か、か…
勘違いしないでよねっ!?

べ、べつに…
スキルが高いから
派遣されてるんじゃなく

人件費削減のために
派遣されてる「だけ」
なんだからぁっ!!

派遣がダメな理由…
ここでは、
派遣になっちゃダメな理由として
記してみます。

つまりは、
代わりがいくらでも効く人…

こういう人って、
希少価値も低く、
そもそも、「安い」。

非正規とか、派遣って、
代わりがいくらでも効く人
に、なることが
目的なんです。
そのために、
スキルを磨いているのです。

わざわざ、
「安い人」になるために
日々、
がんばっちゃってるんですね。

でも、それも悪いことじゃない。

スキルがないってことは、
代わりに「すらならない」ので。

代わりに「すらならない」人
…無価値な人。

代わりが「いくらでもいる」人
…安い人。

代わりが「いない」人
…お金を生む側の人。

どこを目指して
がんばればいいのか?
どこの人になればいいのか?

代わりが「いない」人は
なるのも、大変ですが、

なっても大変です。


ま、そんなことはさておき、
派遣がダメな理由ですが…

派遣とか、非正規って
経費削減のために
作られた制度です。

この制度は、
経費削減の皺寄せを、
派遣で働く人に負担
させています。

そういう制度なんですね。

ただ、そういう内容って
派遣業に関する法律に
書いてあるワケではなくって、

労働に関する法律、
税金に関する法律、
それらの
派遣労働者に対する扱い、
または、
派遣会社への法律の
適用に現れているんです。

まぁ、
労働に関する法律的な…

よく話題になっている
3年で解雇とか
すぐにクビを切れるとか、

そういうことは
すでに充分、ご存知だと思うので、

ここでは、違う角度、
「消費税」のハナシを
してみましょう。


これこそ、もう、如実に
経費削減の制度って、
カンジです。

さて、消費税って、
売上に対して
かかってきますよね。

で、
材料買うときも
消費税って含んで
買ってますよね。

売上にかかる消費税から、
材料買うときに支払った
消費税分を差し引いて
国に納付するんですよ。

材料買うときに、
すでに払ってますからね。

経営的な用語で、
「消費税の仕入税額控除」
って、いうんですけど…。

つまり、経費に含まれた
消費税を売上から算出される
消費税から引いて納めるんです。

で、派遣さんに支払う金額は
仕入れの「経費」なので、
その分、消費税は
少なくできるんです。
節税ですよね。

え?
じゃ、その会社の
社員さんに給料払っても、
国に納める消費税って
減らせないの…?

そうなんです。

派遣会社さんへの
支払いだと、
国に納付する
消費税が減らせるのに

その会社…自社の
社員さんに給料払っても
国に納付する
消費税は減らせないんです。

じゃぁ、
社員さんを使う?
派遣さんを使う?

仕事の内容が
正社員でなくてもいいなら
派遣さんを使うよね?

だって、
そのほうが「安い」し、
人件費削減、経費削減、
おまけに消費税も節税できる…。

この世の中は、
派遣さんを使えば
経費削減できるのです。
お国が、世の中が用意してくれた
経費削減の合法的なシステム。

派遣って、大企業が
都合よく経費削減できる
システムなんです。
経費削減…この1点が重要。

あれ?
でも、派遣会社に払うような
経費なら消費税は減らせるけど、

結局、給料として、
自社の社員に払うなら
消費税って減らせないよね…。

じゃぁ、
派遣さんが
派遣会社から給料を
もらうとき

どうなの?

あ…、バレちゃいました?
コレが搾取構造なのです。

派遣会社さんは
お金を受けとるときは
「売上」なので
当然、消費税はかかってきます。
その分、ストレートに
納税するしかない。

でも、
派遣会社から
派遣さんに支払うときは、
「給料」なので
消費税は減らせないんですよ。

だから、一時期、
派遣会社による
消費税の脱税は
結構、問題になりましたけど…
例えば、新設から一定期間の
消費税免税期間を有する
小規模な派遣会社を作っては、
すぐ潰し…
また作っては、潰し…
みたいな方法は
摘発されましたよね。

結局、
派遣会社が、節税できずに、
ドカンと国に消費税を払って、
残った分で
派遣さんに給料を
払ってます…。

あれ…?
これって…

消費税が…
派遣さん「個人」に負担が
まわってきてるだけじゃね?

そうなんです。

これが、社会全体の
経費削減のカラクリです。

派遣さんを「使う側」は
節税できるけど、
派遣さんを「送る側」は
節税できない…。
その皺寄せは…?
結局のところ、派遣さんです。

で、消費税の税率が
大きくなれば
大きくなるほどに
派遣さんを使う側には
都合が良く、
派遣さん「個人」は
搾取される量が増えていきます。

派遣業に直接関わる
法律ではそんなこと書いてない。

派遣業に適用される
他の法律によって、
搾取構造が成立してます。
税法…消費税法とか、
労働基準に関する法律とかね…

わかりやすい例として
消費税について
挙げましたが、

これは、ほんの一例で、
業種や職種によっては
もっと、もっとある。

基本的に、
派遣を使う側の負担を、
派遣さん本人
合法的に押し付ける構造を
目指して作られている
制度なので。

すべての法律は、
人道的に、中間搾取を禁じる
方向で制定されているにも
関わらず、

特定の条件で、合法的に…

ん…?
でもでも、
あれあれ…?
それって、搾取なんじゃね?

っていう微妙なラインを
突きながら、

アタマのいい人が合法的に
弱い立場の人から搾取する
仕組みを、がんばって
作っているんです。
文字と数字のトリックを
駆使しているんですよね。

アタマのいい人が
よってたかって
がんばっちゃうので
弱い立場では
太刀打ちできないんです。


で、問題はここから…

それを承知で
派遣になりたいですか?

搾取される額が
増えていく制度のなかに
わざわざ、
入って行きたいですか?

もちろん、この弱みは、
望む、望まないに関わらず、
逆に、強みになっちゃいます。

正社員さんの
仕事を奪っているのです。

派遣さんとか、外注さんが、
安い労働力として、
会社内に流入してくるのです。

そのとき、正社員さんは
どうすれば…?


安い労働力を活用し、
自分はその上に立つ人に
なるのか?

安い労働力に負けて
会社を去らねばならないのか?

その、弱肉強食の世界に
投げ込まれます。

でもですよ…

それでも、
やっぱり、派遣は派遣だし。

逆に、上に立つ正社員さん
生み出すだけで、
その下の立場で働くことが
宿命づけられるし、

搾取される構造の中で
立ち位置は変わらないのです。

派遣がダメな理由…
なんとなく、わかって
頂けたでしょうか?

派遣って、
自ら進んで、下の立場になる
ことなのです。
と、同時に
自分以外の、上に立つ人を
作り出しています。
わざわざ、作っているんです。

スタートの段階で
「下で固定」される人、
「上で固定」される人を
分かつ制度なのです。

「固定」なので、
派遣でスタートすると、
出口がないのです。

だって、役割が
経費削減の対象で、
それが、今後変わることがない。

経費削減の対象で
そこから生み出される
給料って、
増える要素ありますか?
万にひとつでも、
増える余裕が生まれちゃても
その分、
容赦なく取り上げられます。

常に、
取り分…給料は低めで一定。
むしろ、下がっていきます。

わかりますよね?
派遣や非正規が
幸せになりにくい理由…。
そもそも、
難易度高い生き方なのです。

裕福になろうって思ったとき、

派遣でスタートした人は、

まず、派遣を脱却する
ミッションを
越えないといけません。
これが、すさまじく
難易度が高い。

でも、
派遣や非正規を避け、
正社員でスタートした人は?
難易度が高いミッションが
課せられていない…。

どちらが
裕福になりやすいか…?

一目瞭然ですよね?
ワタクシがいう、
「派遣がダメな理由」
っていうのは
コレなんです。

やれ、消費税の負担とか、
やれ、上に立つ、下になるとか、
そんなことは、
細かい要素に過ぎなくて、

とにかく、
裕福になるための、
難易度が高すぎる。
絶望的に高い。無理ゲーなんです。

難易度が高すぎて、
そもそも、
若年層には越えられない。
だから、ずっと越えられない。

コレに尽きます。